親父が亡くなり想う事…
今朝親父が亡くなりました。
今年に入り体調を崩しており、通院もしていましたが、先週入院してから快方に向かわずにそのまま亡くなりました。
81歳の高齢もあり、治療では無く延命をしていた感じでした。
人間、簡単には死なないですが、亡くなる時はあっと言う間でもあります。
生前喪中ハガキを出す様、パソコンを見れば判る様にしてあるので開く様にと。
開いてびっくりですが、普段日記を書いていた内容を要約して細かく記載していました。
自身の記録から、家族の記録、孫の記録と…こと細かく書かれていて、人生はあっと言う間ですが、日々様々な事の積み重ねがあっての今が有り…死を見つめ直す機会でもあります。
肝心の喪中ハガキの住所録は未完成で、正直どこの誰に出すのかわかりませんが、お袋と相談して判る人だけ出す他ありません。
これは仕方ありません。
普段からあまり自分の思っている事を口に出さない親父でしたが、こんな事を想い、考え、人生を歩んでいたと垣間見た気がしました。
葬儀もコロナ禍もあり、現代は家族葬が主流で葬儀1日だけで終わってしまう様です。
昔ながらの通夜、告別式、葬儀など順を経ないものへ変化している様です。
下手をすると病院から火葬場直送で、最後のお別れも出来ない…そんな事もあり得る様です。
私を含め子供達にも死を見る機会が減っている中で、良い経験にはなります。
『人はいつか死ぬんだってさ』
以前観たみうらじゅんさんの講演動画が深く印象に残っています。
なんとなく覚悟はありましたが、実際目の前の親父の亡骸を見ると、なんとも言えない気持ちにもなります。
日記に過去を振り返っても仕方がないとは書いてはありましたが、どうみても振り返ってばかりな感じがして、なにを選択してもどのみち後悔してしまうのが人の性なのか??
日々悔いのない様に過ごすのも大変です。
ただ毎日、無事に生きるだけでも相当な事なんですが、それに日々感謝して過ごす事が大事なのではないかと、考えた一日でもありました。