『世の中の真実』を読んで
先日蔦屋で、娘の参考書を買いついでに本を購入しました。
今現在、本は図書館で借りて読んだり、読まずに放置していた本を引っ張り出して斜め読みしたりしたいます。
ひろゆきさんの本は今までも何冊も読んでいますが、本のタイトルが少々大袈裟で、ひろゆきさんらしくないな?とも思い手をとりました。
内容的にも難しい感じではなく、誰しも知っている情報を、データ・エビデンスを元に解説している感じでした。
なるほどと思わせるものと、本当にそうなのかなぁ…と感じる内容もあり、敢えて自分で調べさせて、なにが正しい情報なのか自分でも判断しろよな!って言うメッセージも入ってると思います。
日本は今、少子高齢化で大多数の高齢者の為に、若者達の待遇が良くないと言うのは、ホントにそうだと思います。
数では圧倒的に高齢者には勝てないので、まだまだ暫くは老人に支配される日本なのでしょうか…
今、会社を運営している上層部の人達も、死に物狂いで働いて会社に貢献して来た人達ばかりではなく、ただ単にたまたま景気が良かった時代に会社に入って、景気が良いのでテキトーに働いても売上・成績は良くて…
年功序列でたまたま良いポジションを得ただけの人も多いと思います。
それにこの世代は『気合と根性』『頑張ればなんとかなる』と精神論で育った世代です。まぁ私もその世代なのですが…
ひろゆきさんの別の本で書いてありますが、『頑張りは人に押し付けない』の下りは私の中で今でも突き刺さっています。
頑張ればなんとかなる事は少なく、生まれた時から遺伝や育つ環境でほぼ決まってしまう。現実は残酷ではありますが、頑張らない方法や考え方もあるよ!っていうのがひろゆきさんの言いたい事なんだと思います。
そして、情報を良く自分で調べたり、確認、検証もせずに鵜呑みにし、更に情報を拡散
してしまう危うさにも触れています。
『ライオンが動物園から逃げ出した』という情報は、私が子供の時の『口裂け女が隣町で現れた』と同じデマです。
当時の子供達のみならず、大人達もに恐怖として伝わっていました…
デマを流した本人は面白がってした行為ですが、今は一個人が世界中に情報を発信出来てしまう時代です。
世間の常識や、誤った情報に囚われる事をせず、正しい考え方と、判断が更に必要となる時代なのだと改めて思いました。
私の判断の仕方はシンプルに『向こうからくるものは必要無い』です。
営業や、提案を受けるのは基本的に必要ありません。
必要なものは『自分が必要だから』情報を集めて『自分で情報を取りに行く』事が正解なのだと思います。